7月15日(金)に第2回の六華ゼミを開催しました。
今回の講師は、南47期の曽田 雄志さんです。恐らくは47期で最も知名度が高い人物ではないかと思います。
元コンサドーレ札幌、「ミスター・コンサドーレ」とも呼ばれた元プロサッカー選手です。引退後はNPO法人を立ち上げ、アスリートのセカンドキャリア形成やサッカーに限らず次世代のアスリートの育成のサポートを行っています。
そんな彼に「ずっと『変わっているな、お前』と言われている私の生き方」というテーマで講演をしていただきました。
彼の一貫している行動原理は「楽しむ」ということ。ただし、「楽しむ」という事においてもレベルがあり、高いレベルで楽しむためには「決意」が必要であるというのが彼の理論。
自分のサッカー選手時代の経験を例に語ってくれており、同世代の我々が見ても共感できることが多く、生徒のみなさんにも理解しやすい話だったのではないでしょうか。
プロのスポーツ選手というと特殊な仕事と思われがちですが、その根底にある考え方はどの職業であっても変わらないように感じます。
またプロとしてのキャリアを終えたあとの行動力が凄まじい。MBAのための勉強をしていたと思いきや、震災後には一転してボランティア活動に専念し、しすぎた結果、困窮するのですが、そこでまたキーパーソンと巡り合い、現在のメインタスクであるアスリートのセカンドキャリアサポートにつながって行くという、余人では体験できない話も興味深いものでした。
話し手の熱が入りすぎて時間がオーバーするほどでしたが、この熱意が生徒のみなさんにも伝わってくれれば主催者としては嬉しい限りです。
曽田さん、ありがとうございました!
次回の開催は8月19日(金)です。お楽しみに!(全体スケジュール、フライヤーはこちら)
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